技術承継機構は譲受を通じた成長戦略を支える、多様なバックグラウンドを持つメンバーで構成されています。
新居 英一
筑波大学附属駒場中高等学校卒業、東京大学経済学部卒業みずほ証券にてメザニン投資に従事した後、産業革新機構(INCJ)に初期メンバーとして参画。6社に出資し4社を譲渡。ユニキャリア、日本インターで取締役、監査役(上場企業最年少)を歴任。INCJ退職後、1年半の世界一周を経て技術承継機構を設立。技術承継機構では譲受推進及び譲受後の支援を統括。
1社目に譲受した豊島製作所では2年社長を務めた後、現在は取締役として社長をサポート。
堀江 藍子
一橋大学商学部卒業みずほ証券にて様々な資金調達プロジェクト(公募増資、IPO、転換社債、不動産ファイナンス、住宅ローン証券化)に関与し、提案から実行に至るまで取引先企業をサポート。その後、みずほ銀行にて、情報通信関連企業に対する財務戦略策定やM&A提案に従事。
技術承継機構では新規譲受推進に取り組むと共に、譲受企業の銀行対応を中心とした財務面の支援を実行。
藤井 陽介
筑波大学附属駒場中高等学校卒、慶應義塾大学経済学部卒業。公認会計士あらた監査法人(PwC)にて監査業務に従事。単身で中国に渡り、HSK最高ランクの6級を取得。その後コーポレイトディレクション上海・東南アジアで5年勤務し、日系及び現地企業にコンサルティングサービスを提供。技術承継機構参画当初は豊島製作所の譲受に尽力。豊島製作所部品事業部の経営及び、タイ子会社社長として成長を牽引。
現在は譲受企業の経理財務面での支援を統括。
徳田 雄一郎
東京大学工学部システム創成学科卒業、東京大学大学院工学系研究科精密機械工学修士課程修了、京都大学大学院工学研究科電子工学専攻博士課程修了。工学博士研究内容は、半導体製造工程におけるウエハ表面形状の計測技術の開発。2009年にデンソーに入社。化合物半導体たるシリコンカーバイド(SiC)の結晶成長技術の研究開発に従事。海外メーカーと連携した実験装置の立ち上げ、熱流体シミュレーション開発、プロセス技術開発等を実行。
技術承継機構では豊島製作所MS事業部、東洋マーク、キンポーメルテックの経営支援に取組。
永井 裕
東京大学工学部機械工学科卒業、東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻修了。中小企業診断士NTTデータにて地方銀行が利用する勘定系共同システムのインフラ設計、導入、運用、新規企画に従事。その後地方銀行の新規ビジネス開発のためのイノベーションラボを立ち上げ。ベンチャー企業とのオープンイノベーションによる新規ビジネスの企画に取組。
技術承継機構では、豊島製作所部品事業部、FAシンカテクノロジー、エムエスシー製造、ティオックの経営を支援。グループ横断でのDXも統括。
大橋 俊之
東京大学工学部電気工学科卒業、東京大学大学院工学系研究科電子情報工学修士課程修了2000年にゴールドマン・サックス証券に入社。投資銀行アドバイザリー部門にて、M&Aおよび資本調達のアドバイザリー業務に従事。2009年に産業革新機構に入社。ベンチャー企業から大企業までを対象に、投資担当者として7件の投資を実行し、投資先の経営に参画。ネオキャリアに入社後は執行役員として、財務戦略、M&A、投資家対応、投資先モニタリング、上場準備を担当。
技術承継機構では、新規譲受実行及び篠原製作所、天鳥の経営支援に取組。
星野 真里
中央大学商学部卒業。公認会計士2007年にあらた監査法人に入所。証券・銀行部門にて外資系証券会社、国内証券会社、国内銀行等の監査業務、各種会計アドバイザリー業務に従事。2013年野村證券に入社。子会社の野村フィナンシャルプロダクツサービシズ株式会社の財務会計、管理会計、システム導入業務を担当。2017年より野村證券引受審査部に異動し、IPO案件を中心に上場企業の各種ファイナンス審査、非居住者案件の社債発行審査に従事。
技術承継機構では譲受企業の決算支援及びエムエスシー製造、ティオック、篠原製作所の経営支援に取組。
平井 頌大
立教大学経済学部卒業。公認会計士2015年、EY新日本監査法人へ入所。主に金商法監査(製造業、一部上場)、準金商法監査(不動産業、上場準備→マザーズ上場)、会社法監査(不動産業、建設業)の分野における監査業務に4年従事。2019年以降、主査として不動産・建設業に関する会社法監査の計画立案、マネジメント業務へ従事
技術承継機構では譲受企業の決算支援を行うと共に、豊島製作所、東洋マーク、キンポーメルテックの経営支援に取組。
江尻 晃洋
中央大学法学部卒業、名古屋商科大学大学院マネジメント研究科経営学修士課程修了。公認会計士、MBA2005年よりあずさ監査法人監査部門にて上場企業(製造業・小売業等)やITベンチャー企業の会計監査に従事。2010年にあずさ監査法人のアドバイザリー部門に移籍。IFRS導入、上場準備支援の他、製造業を中心に財務経理・経営企画領域の多岐にわたる業務改革プロジェクトに従事(IJ-SOX改革、ROIC管理・ポートフォリオマネジメントマネジメントの仕組み導入、原価計算再構築支援など)。
技術承継機構ではグループ決算連結を統括。京和精工や天鳥の経営支援にも取組。
寺田 佳代
大阪大学外国語学部ドイツ語専攻卒業パソナで金融系企業の中途採用支援に従事した後、人事部に異動し新卒・中途採用、研修、組織開発を担当。キャンサースキャン入社後は、医療データを活用した地方自治体による保険事業の企画及び実行を支援。その後、IT企業にて中途採用に従事。技術承継機構では、グループ全社の新卒中途採用、人事労務管理、教育研修制度、年金制度の構築に取組。
鈴木 大雅
一橋大学商学部経営学科卒業、Ludwig-Maximilians-Universität München留学大学在学中から技術承継機構のインターンとして譲受推進や業界分析に関与。みずほ証券アドバイザリー部にて、金融機関・社会インフラ関連企業の複数M&A案件をサポート。
技術承継機構では、新規譲受推進及びエアロクラフトジャパン、京和精工の経営支援に取組。
安藤 憩子
京都大学理学部(数学・数理解析専攻)卒業。公認会計士京都府庁にて財務会計システム導入に関与。会計事務所において中小企業の経営指導業務に関与。2011年(株)フジミインコーポレーテッドに入社。東証プライム企業の財務会計業務全般(単体決算マネジメント、連結決算、税務申告、移転価格税制対策及びディスクロージャー全般)、海外子会社立ち上げ及び経費精算システム導入を実施。
技術承継機構ではグループ決算連結・開示及び各社の会計面の支援に取組。
杉山 耕治
ミヨシ代表取締役社長、技術士(機械部門)。日本技術士会機械部会幹事三造環境エンジニアリング(現JFE環境テクノロジー)に就職、プラントエンジニアとしてごみ処理施設施工理に従事。ミヨシ入社後、射出金型加工技術に従事し金型設計から金型製作と射出成形まで対応できる技術を錬成。事業承継で2012年にミヨシ代表取締役社長就任。代表交代を機に環境に配慮したモノづくりにシフト。捨てられないものづくりや人に役立つものづくりを企業理念とし、新技術の開拓や新素材を使用した工法に取り組む。ベンチャー企業との協業も実行。
吉田 知生
神戸大学経営学部経営学科卒業鎌倉新書に入社し、営業事務、個人営業、法人営業を経験。その後IR部に異動し、IRの主担当として、決算資料準備や投資家説明会の企画・運営、国内および海外の投資家対応に従事。
技術承継機構にはIR担当として参画。
山本 哲也
東京大学法学部卒業、東京大学法科大学院修了。弁護士有資格者森・濱田松本法律事務所にてM&Aや税務の案件を担当後、社内弁護士として産業革新機構に出向。その後、弁護士を辞め、ボストンコンサルティンググループでコンサルタントとして勤務後、日産自動車に入社。日産自動車では本社勤務を経た後、生産部門で内製部品の生産工場を決定する業務、購買部門で購入品領域のカーボンニュートラル戦略の立案・実行、責任ある調達の企画業務等を担当。
技術承継機構では、譲受企業の経営支援に取組。
志賀 俊之
社外取締役
産業革新機構(INCJ)代表取締役会長大阪府立大学経済学部卒業後、日産自動車に入社。ジャカルタ事務所長・企画室長等を経て、アライアンス推進室長として日産リバイバルプランの立案・ルノーとの提携を牽引。その後、常務執行役員、最高執行責任者(COO)、代表取締役最高執行責任者を歴任。2015年に産業革新機構会長に就任。過去に経済同友会副代表幹事、日本自動車工業会会長等も歴任。
技術承継機構では社外取締役として、製造業におけるガバナンス・経営全般に関しアドバイス。
小暮 克夫
監査役
早稲田大学政治経済学部卒業監査法人や会計事務所にて企業の会計顧問業務に従事。その後、複数の事業会社において管理体制の強化及び常勤監査役として上場準備に関与。
技術承継機構では、常勤監査役として従事。
岩間 正俊
監査役
株式会社岩間工業所 前代表取締役社長/東京大学大学院工学系研究科研究員/長岡技術科学大学技術革新フロンティア教育センター 特任教授明治大学工学部卒業後、ペンタックス株式会社及び同社米国研究所勤務を経て、株式会社岩間工業所入社。岩間工業所では、下請の部品加工から工作機械セットメーカーへの業態転換を推進。専門は精密位置決め技術。フィードバック制御系が得意。メカ技術以外にWindows系、組み込み系プログラミングにも精通。工作機械のIoT、AI化の第一人者。大学との連携にも強み。
技術承継機構では、各社の技術面での支援、人心面を核とした中小製造業経営支援に取組。現在は監査役として従事。
沖田 美恵子
監査役
中央大学法学部法律学科卒業検事を経て2013年に弁護士登録。検事時代には経済事件等の捜査・公判に従事したほか、INCJにコンプライアンス担当者として出向。弁護士登録後は企業法務に従事。
技術承継機構には監査役として参画。
塩見竜一
顧問
東京大学法学部卒業、東京大学法科大学院修了Columbia University School of Law (LL.M., Harlan Fiske Stone Scholar)
弁護士/米国NY州弁護士
アンダーソン・毛利・友常法律事務所入所後、数多くのM&A/TOB/企業再編、ベンチャーキャピタル投資、株主総会対応、独禁法対応に取組。現パートナー。英系法律事務所Ashurst LLPのシドニーオフィスでも勤務。
丹下 大
顧問
SHIFT代表取締役社長京都大学大学院工学研究科機械物理工学修了後、インクス(現 SOLIZE)に入社し。コンサルティング部門を牽引。2005年、SHIFTを設立。現在はソフトウェアテストがコア事業。2014年に東証マザーズ、2019年に東証一部上場。「スマートな社会の実現」へ向け、社会インフラ企業を創るべく、SHIFTグループの躍進をリード。IT業界における連続的なM&Aの第一人者。